人と集まるって楽しい！でも会議になるとつまらない・・・なぜ？
社会人になって気づいた時には、そんな疑問を抱くようになっていました。
おそらくこれをお読みのあなたも、集まることって楽しいことではないですか？
2012年から企業団体の会長を担ったのですが、この疑問に答えを見出す転機となりました。私が仕切る会議が始まったのです。それは私が場を作り、みんなに集まって楽しんでもらえる場になるはずでした。
ですが、参加する経営者の方々は回を重ねていくうちに欠席するようになっていきました。今思えば予定時間を1時間以上オーバーで開催していましたし
（今日の議論は重要なんだから閉会時間は過ぎたけど、皆もっと話し合おうよ）
などと考えていました。会議というものがどういうものなのかが分からない私は
（欠席が多くなるのはただの偶然なのだろうか？）
とも考えましたが、欠席された方に聞いたところで、本心なのかイマイチ掴めません。
（私に落ち度があるとして何がいけないんだ？）
（どうすれば皆が有意義な会議ができるんだ？）
書籍を読んだり、研修に参加したり、実際の会議で試行錯誤を10年繰り返しました。それは失敗の10年でもあり、会議にとどまらず仕事の仕方や物事の考え方をアップロードする10年でもありました。
同時期に商品開発やマーケティング、ビジネスモデル構築に携わった経験もよい機会となり、結果として今では会議改善のコンサルとしてご依頼をいただくようになっています。
組織活動の中で、会議は思考のチームワークの場と言えます。素晴らしいチームワークが発揮できればいいのですが、会議は組織の内輪で開催されますし、参加者や議題が変わればその分だけ様相が変わりますのでなかなか改善しにくい一面があります。
このラボで、展開するノウハウがあなたのヒントになれば幸いです。