わくわくの会議とは

こんにちは、わくわく会議LABOの所長です。
企業団体の会長として会議の工夫に10年励み、今では企業の会議改善コンサルタントをやっています。

チューケンくん
チューケンくん

会議ってワクワクできるものなんですか?淡々としてつまらないものだと思っているんですが。

所長
所長

そうだね。淡々としていたり、逆に紛糾し過ぎて結論が出せない会議もあるよね。それを工夫次第でもっと良い会議に変えられるんだ。

チューケンくん
チューケンくん

「良くなる」って大事な事かもしれませんが、一方で会議って「理想的には無い方がいい」って考えを聞くこともあります。なぜ研究しているんですか?

所長
所長

確かに、無くて済むならそれに越したことはないね。でも絶対に必要がないとも言い切れないよ。

わかりやすい例として、団体スポーツ(サッカーなど)で考えてみましょう。

わくわく会議を団体スポーツで解説

スポーツの試合では勝つことが主な目的になります。(戦略的な引き分け狙いや、試合内容からの学びを得る事なども目的になることがありますが、わかりやすくしたいので省きます。)

チームではミーティングが行われますが、ここで重要になることは2つあります。

  • 勝つまでのイメージを共有すること
  • 士気を高めること

です。

これらはどちらも欠けてはいけません。勝つまでのイメージが共有できても不安、不信、険悪では勝てる可能性が低くなりますし、士気が高くても勝つまでのイメージが共有できていなければやはり可能性は低くなります。

前者は理論、理屈、情報など、会議においての「内容」であり、後者は参加者の感情、「モチベーション」と言い換えられます。

内容に不備がある会議、モチベーションが上がらない、もしくは下がってしまう会議は多いと考えています。これらの両立を当ラボでは「わくわく会議」と定義します。

もう少し詳しく説明します。

わくわく会議を詳細解説

会議には情報伝達がメインのものなどもありますが、伝達は情報の一方通行で事が足ります。ここでは会話のチームワークを必要とする会議を想定しています。具体的には次のようなものです。

特に企業の生産性という視点では、会議は無い方が理想かもしれません。ただ、それは会議に代わる何かしら別の手段が採用されています。会議を良くする場合だけでなく、会議を減らし、やがて無くすことを目指すなら「会議そのもの」を知る必要があると言えます。

≫生産性についての詳しい解説はこちら

また、会議は企業だけじゃなくて様々なコミュニティでも行われます。多様性が尊重される今だからこそ、会話のチームワークが発揮され、参加者がわくわくするようなより良い会議は必要だと考えています。

チューケンくん
チューケンくん

なるほど。ただ、4つ目の「参加者全員が納得して終われる」って違和感あるんです。現実には納得できない方がいても終える会議ってありませんか?

所長
所長

そうだね。この納得には同意も含まれるんだ。

例えば、自分は違う意見を持っているけど、会としての結論に同意する。

そんな状況も想定しているよ。

「参加者全員が納得して終われる」そのためには、議題について熟考されていたり、吟味が重ねられているなど、プロセスに納得するという意味も含まれています。

チューケンくん
チューケンくん

トップの一声で決まってしまうような会議にも当てはまるんでしょうか?

所長
所長

当てはまるかどうかというより、組織には人の成長段階のようなステージがあって、変わっていくためにそれぞれの組織にとって必要な時間があると言えるよ。

チューケンくん
チューケンくん

聞けば聞くほど難しそうですね。

所長
所長

大丈夫、簡単に実践できることもあるからやれることから始めるといいよ。

組織内で今までと違ったチャレンジをするという点で、難しく思う人もいるでしょう。でも、ご自身も組織の一員です。実践し始めた瞬間から組織も変わり始めています。

所長
所長

どうせチャレンジするなら、ご自身の変化と組織の変化を楽しんでほしいな。

当ブログでは読者が成長することで身の回りがよりよく変化することを応援しています。また、そのための記事を投稿しますので楽しんでいただければ幸いです。

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